AIネイティブの経営基盤OS「SATELLITE OS」が正式発表:企業は「ゴール」を起点にAIと人が協働する新時代へ

AIネイティブの経営基盤OS「SATELLITE OS」が正式発表:企業は「ゴール」を起点にAIと人が協働する新時代へ

AIネイティブの経営基盤OS「SATELLITE OS」が正式発表

株式会社SATELLITE HOLDINGSは、AIネイティブの経営基盤OS「SATELLITE OS(サテライトオーエス)」を正式に発表し、公式サイトと体験デモを公開しました。このOSは、約1年半にわたり一般公開せずにエンタープライズ企業へ個別構築・納品されてきた実績を持つシステムです。

SATELLITE OS

企業が直面する課題とSATELLITE OSの解決策

現代の企業では、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理システム)、タスク管理、チャット、表計算など、多様なSaaS(サービスとしてのソフトウェア)が乱立しています。これによりデータが各ツールに分散し、「ツールを使いこなすための業務」が増加。経営の数字と現場の仕事が分断され、経営層が自社の現状を把握しにくいという課題がありました。

生成AIブーム以降、業務効率化を謳うツールは数多く登場しましたが、その多くは個人の作業を高速化するに留まり、分散した業務やデータを統合したり、事業目標と連携させたりするものではありませんでした。

SATELLITE OSは、この課題に対し「ゴール」を起点に据えたアプローチを採用しています。経営者や事業責任者が目標を設定すると、AIエージェントが自律的に分析、実行、改善までを担い、人にしかできない判断のみを提示します。これにより、人の判断力とAIの実行力を統合し、経営を一本化する基盤を提供します。

SATELLITE OSの全体像

ゴールから仕事が動き出す3つのAIエージェント

SATELLITE OSの中核をなすのは、目標達成に向けて協働する3つのAIエージェントです。例えば、「体験後の入会率を30%へ。翌日フォローを自動化して」といったゴールを入力すると、以下のエージェントが連携して動作します。

  1. 分析エージェント: 目標と実績の差分を確認し、対象データを抽出します。
  2. 実行エージェント: 対象データに基づき、フォロー文面の作成・送信などの実務を遂行します。
  3. 改善エージェント: 実行後の品質と結果を追跡し、次の改善タスクを自動で用意します。

値引き提案など、人の判断が必要な例外的な状況のみが責任者に通知され、承認されればAIが残りのプロセスを進めます。これにより、「目標設定(ALIGN)→ 実行(EXECUTE)→ 改善(EVOLVE)」というサイクルが効率的に回ります。

チーム全体のコンテキスト共有と連携のメリット

SATELLITE OSでは、会社の数字、事業部の目標、進行中の業務、過去の経緯といった「コンテキスト(文脈)」が、人とAIエージェントを含むチーム全体で共有されます。これにより、メンバーの交代や担当変更があっても、AIに依頼する際に背景を改めて説明する必要がなくなります。

「誰が何を、なぜやっているのか」が常に可視化・共有されるため、引き継ぎや認識合わせにかかる時間が削減され、判断と実行のスピードが向上します。

提供形態と導入実績:エンタープライズ企業に特化した個別構築

SATELLITE OSは、既製品への業務の当てはめではなく、各社の業務フローやUI(ユーザーインターフェース)に合わせた個別構築(SATELLITE OS Enterprise)として提供されています。これは、AIが真に経営を変えるためには、実際の企業の現場で仕事を完遂する基盤が必要であるという考えに基づいています。

これまで、配送業、採用代行、人材派遣、フィットネス、デジタルマーケティング支援、広告代理店、営業代行など、7業種以上のエンタープライズ企業(大企業)で導入実績があります。

SATELLITE OSのコンセプトデモ画面

6つの領域別OSと共通基盤

SATELLITE OSは、経営の共通基盤の上に、以下の専門領域ごとのOSを接続します。

  • Marketing OS: 集客戦略から制作、運用、改善まで(SEO、記事作成、広告、SNS、LP、分析)

  • Sales OS: 顧客開拓から受注、案件管理まで

  • Project OS: 人とAIの仕事を、完了までつなぐ

  • Workforce OS: 人とAIの力を、最適な役割へ

  • Finance OS: お金の動きを捉え、次の判断へ

  • Customer OS: 導入から活用・継続まで、顧客に伴走

これらの領域別OSと業界特化アプリは、「SATELLITE AI Agents」(全体の頭脳と実行を担うAI共通基盤)、「SATELLITE AgentSkills」(AIが使う手順・ナレッジの集中管理)、「SATELLITE API / MCP」(サービスとAIの共通接続口)といった共通基盤の上で動作します。これにより、既存システムとの連携も容易になります。

SATELLITE OS Enterpriseでは、共通基盤を活用しながら、独自のUI・業務フロー、業界特化型アプリケーション、既存システムとのAPI接続を一社ごとに構築します。個別開発されたアプリケーションもOS全体と相互連携するため、企業は専用の仕組みを持ちつつ、経営基盤としての一体性とエコシステム全体の進化の恩恵を同時に得られます。

SATELLITE OS Enterpriseの案内

今後の展開と導入・問い合わせ方法

SATELLITE HOLDINGSは、今回の正式発表にあわせ、エンタープライズ向け個別構築の相談受付を拡大しています。今後は、SlackやChatwork、LINEなど普段の会話からAIエージェントを呼び出す体験や、外部AIとの接続にも対応を広げ、「ゴールを決めると、組織が動き出す」経営基盤の普及を進めていく方針です。

SATELLITE OSの詳細情報や体験デモは、公式サイトで確認できます。導入に関する相談や問い合わせは、公式サイトから行うことが可能です。

情報システム担当者やDX推進担当者にとって、SATELLITE OSは、経営と現場の分断を解消し、AIを活用した自律的な経営を実現するための強力な選択肢となるでしょう。