REFLAME、SalesforceのAIエージェント活用で採用支援を効率化し新規事業を加速 – 面談決定率10%向上、業務工数67%削減を実現

REFLAME、SalesforceのAIエージェント活用で採用支援を効率化し新規事業を加速 – 面談決定率10%向上、業務工数67%削減を実現

人材紹介・採用支援事業が抱えていた課題

REFLAME社は、これまでキャリアアドバイザー(CA)個人のスキルや知識、経験に依存した提案品質のばらつきという課題を抱えていました。また、優れた成果を出すハイパフォーマーの暗黙知がチーム全体に共有されにくく、経験の浅いCAの育成に多くのリソースを要していました。加えて、社内には豊富な情報量が蓄積されていたものの、AI活用を支える土台となるデータ基盤は未整備の状態でした。

Salesforce製品群によるソリューション導入

これらの課題を解決するため、REFLAME社はSalesforceを軸としたシステム全体の再構成を決定。AIエージェントの活用を目指し、「Agentforce」の導入を推進しました。

主要導入製品と活用ポイント:

  • Agentforce(AIエージェントプラットフォーム): 求人と求職者のマッチング自動化、商談ログなどの非構造化データ(テキストデータなど)からの自動マッピングを実現。新人CA向けには、壁打ち相手となり24時間フィードバックを提供する「AIマネージャー」機能として活用されています。

  • Data 360(統合データ基盤): 人材業界特有の豊富なデータ量を最大限に活用し、AIエージェントの出力精度と品質を向上させました。

  • Slackbot(業務のためのパーソナルAIエージェント): 現場のメンバーが使い慣れたSlackインターフェースからAIやデータにアクセスできるよう連携。ハイパフォーマーの思考プロセスをスキルとして整備し、Slack上でアカウントプランニングの提案を受け取れる仕組みを構築しました。これにより、営業のリーダー層はSalesforce本体を開くことなくSlackを通じてAgentforceの提案内容を確認し、必要に応じて自身で修正できるようになり、非エンジニアのメンバーでもAI活用のPDCAサイクルを回せる体制が整いました。

  • Headless 360(フロントエンド分離アーキテクチャ): Salesforceのプラットフォームからフロントエンド(ユーザーインターフェース)を分離してオープンに構成できるアーキテクチャを積極的に採用。Salesforce内に整備した正確なデータを土台として、社外向けの学習サイトや社内向けのポータルなど、業務内容に合わせたUIを非エンジニアのメンバーも交えて自社で開発。自社の業務フローに完全に最適化されたUIを構築しています。

  • Agentforce Vibes(AIを活用したアプリ開発支援ツール): AIを活用したアプリ開発を支援する企業向けバイブコーディングツールを活用。外部の生成AIツールで作成したコードとSalesforceの実環境との差分を検知し、自動で環境に適合させる機能を通じて、Salesforceのアーキテクチャやガバナンスに沿った開発を進めました。

導入当初からSalesforce製品に備わるTrust Layer(信頼性の高いセキュリティとガバナンス機能)により、安全性と信頼性の確保にも取り組んでいます。

導入効果とビジネスへの貢献

Salesforce製品群の導入により、REFLAME社は以下の具体的な成果を達成しました。

  • 面談決定率10%向上

  • 求人検索にかかる業務工数を67%削減

  • TCO(総所有コスト)の圧縮: ヘッドレスアーキテクチャとSalesforce内のAIを活用することで、これまで外部の有料日程調整ツールに依存していた機能をSalesforce上で自社開発し、外部SaaSへの依存を減らしました。Salesforceプラットフォームへの投資を集約することで、総所有コストを圧縮しています。

また、仕事の進め方を再設計し、非エンジニアのチームリーダー自身がSlack上でAgentforceの提案内容を確認・修正できるようになったことで、現場でのPDCAサイクルが大幅に加速しました。AI活用の重要性が組織全体に浸透し、大規模な採用計画を掲げるまでに事業を成長させています。

今後の展望

REFLAME社は今後、キャリアアドバイザーの商談ログをより体系的にデータベース化し、ナレッジ収集の自動化を推進していく計画です。あわせて、これまで手薄だったマーケティングデータの収集基盤の整備にも着手し、Agentforce SalesからData 360、Agentforce、Slackまでを貫く形で、営業活動全体でのSalesforce活用をさらに深化させていく方針です。ヘッドレスアーキテクチャを活用したUI開発についても、社内向け・社外向けの両面でさらに領域を広げ、SaaSの解約によるコスト最適化を継続的に進めていく考えを示しています。

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