ペンタセキュリティ、Linux向けファイル暗号化「D.AMO KE-LNX」を機能拡張 – 大規模NFS・Samba環境のデータ保護を強化

ペンタセキュリティ、Linux向けファイル暗号化「D.AMO KE-LNX」を機能拡張 – 大規模NFS・Samba環境のデータ保護を強化

Linux向けファイル暗号化「D.AMO KE-LNX」が大規模NFS・Samba環境に対応

近年、サイバー攻撃は巧妙化し、従来の境界防御だけでは企業の重要データを守りきることが難しくなっています。特に、システム内に暗号化されずに残されたログや、長期間アクセスされていない休眠データが「セキュリティの死角」となり、情報漏えい事故の原因となるケースが増加しています。

このような背景から、データそのものを保護する「データ中心のセキュリティ戦略」への転換が不可欠です。情報セキュリティ企業のペンタセキュリティ株式会社は、Linuxサーバー向けファイル暗号化ソリューション「D.AMO KE-LNX」の機能を拡張し、大規模ネットワークファイルシステム(NFS・Samba)環境への対応を強化しました。これにより、より高度なデータ保護と安定した運用環境が実現します。

D.AMO KE-LNX

D.AMO KE-LNXとは? データ中心のセキュリティを強化

「D.AMO KE-LNX」は、Linuxサーバー上のファイルを暗号化することで、情報流出のリスクを根本から遮断するソリューションです。万が一、システムへの侵入を許してしまった場合でも、データが暗号化されていれば、実質的な情報流出被害を防ぐことができます。

このソリューションは、特に以下のような課題を抱える企業にとって有効です。

  • 暗号化されていないログデータや休眠データが蓄積され、セキュリティリスクとなっている。

  • 従来のセキュリティ対策だけでは、高度なサイバー攻撃による内部データへのアクセスを防ぎきれないと感じている。

  • データ漏えいが発生した場合の事後監査や追跡に課題がある。

新機能「大規模ネットワークファイルシステム対応」の具体的なメリット

今回の機能拡張により、「D.AMO KE-LNX」はNFS(Network File System)やSamba(Windowsファイル共有プロトコル)といった大規模なネットワークファイルシステム環境に対応しました。

1. 大規模環境でのデータ保護

大規模なファイルサーバーやストレージを運用している企業にとって、すべてのデータを効率的かつ確実に暗号化することは大きな課題でした。この機能拡張により、NFSやSambaを利用する環境でも、ファイル単位での暗号化が可能となり、重要なデータを一元的に保護できるようになります。

2. 高パフォーマンスの維持

データ暗号化は、処理性能への影響が懸念されがちです。しかし、「D.AMO KE-LNX」は暗号化に伴う負荷(オーバーヘッド)を最小限に抑える設計がされており、非暗号化環境と同等の処理性能と高いシステム可用性を維持するとされています。これにより、業務への影響を心配することなく、セキュリティを強化できます。

D.AMO KE-LNXの主要機能

  • すべてのログの暗号化による「情報流出の根本遮断」
    暗号化・復号の作業ログを含むすべてのログデータを暗号化します。これにより、万が一データが外部に持ち出されても、平文(テキストデータ)として内容を読み取られることを防ぎ、実質的な被害を防止します。

  • 休眠データの暗号化による「セキュリティの死角」の排除
    長期間アクセスされていない休眠データや、過去の不要なデータまで漏れなく暗号化します。これにより、攻撃者に狙われやすいセキュリティの死角を根本から排除し、潜在的なリスクを低減します。

  • 安全な復号履歴管理による「事後監査・追跡対応」
    復号履歴を安全に記録・保持することで、万が一のインシデント発生時に、セキュリティ監査やログ追跡のための確実な根拠として活用できます。

20年の実績と未来を見据えた技術

ペンタセキュリティのデータ暗号化プラットフォーム「D.AMO」は、2004年に韓国で初めて商用化されて以来、20年以上にわたり金融機関をはじめとする多様な業界で採用され、信頼と実績を重ねています。グローバル市場への展開も加速しており、その技術力は高く評価されています。

また、量子コンピューティング時代を見据え、米国NIST標準の耐量子計算機暗号(PQC)および韓国の耐量子計算機暗号アルゴリズム(KPQC)にも対応しています。従来の暗号化体系と並行して運用できるハイブリッド構造を実現することで、将来的なセキュリティ脅威にも備えています。

AI技術を悪用したサイバー攻撃が巧妙化し、完全に侵入を防ぐことが困難になっている現代において、攻撃対象となり得る死角をなくし、たとえデータが流出しても解読できない構造を提供することは、企業のデータ統制権維持に不可欠です。ペンタセキュリティは、複雑化するITインフラ環境における企業のデータ保護に貢献し続けるでしょう。

お問い合わせ・詳細情報

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