MA導入企業の約3割が「売上に貢献」と実感
マーケティングオートメーション(MA)を導入したものの、「商談につながらない」「使いこなせていない」といった悩みを抱える企業は少なくありません。株式会社Sells upが実施した「BtoB企業のMA活用実態調査(第0回)」によると、MA導入企業134社のうち、「フル活用でき、商談・売上に貢献している」と回答した企業は約3割にとどまりました。

成果を分けるのは「営業連携」と「ROI測定」
調査では、MAから成果を得ている「貢献群」と、そうでない「非貢献群」を比較することで、活用の分かれ目が明確になりました。
最も大きな差が出たのは「マーケティングと営業の連携」です。貢献群では約8割が「スムーズに連携できている」と回答したのに対し、非貢献群では1割未満という結果でした。また、投資対効果(ROI)を定量的に測定している割合も、貢献群が5割超に対し、非貢献群は2割弱にとどまっています。

一方で、「営業への通知・トスアップ」の運用率自体は両群で大きな差がありませんでした。このことから、単にツールで通知を飛ばす機能を使うだけでなく、組織間での円滑な連携体制や、数値を基準にした評価プロセスの構築こそが、成果を生むための鍵であると考えられます。
MA活用の現状と課題
調査対象全体でのMA導入率は約3割であり、従業員規模が大きくなるほど導入率が高まる傾向が見られます。MA導入企業が抱える主なつまずきとしては、以下の項目が上位に挙げられました。
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社内にノウハウがない(40%)
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営業との連携が取れていない(34%)
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費用対効果が見えない(34%)

今後の運用に向けて
今回の調査結果は、MAというツールを導入するだけでなく、いかに営業部門と連携し、ビジネスの成果として測定・改善し続けるかが重要であることを示唆しています。
調査の詳細レポートでは、全設問の回答データやグラフが公開されています。自社のMA運用の見直しや、これから導入を検討する際の参考としてぜひ活用してください。
▼調査詳細レポート(全設問・全グラフ)
https://www.liscore.jp/contents/ma-survey-2026
▼営業連携が機能している企業の共通点(考察記事)
https://www.sellsup.co.jp/contents/sales-marketing-alignment
