ABLENET、「ABLENET SECURITY」を始動し、情報システム担当者不在の中小企業向け「サイバー見守り365」を提供開始

ABLENET、「ABLENET SECURITY」を始動し、情報システム担当者不在の中小企業向け「サイバー見守り365」を提供開始

サービスの概要と解決できる課題

「ABLENETサイバー見守り365」は、EDR(Endpoint Detection and Response:端末の不審な挙動を検知・分析し対応する機能)とMDR(Managed Detection and Response:セキュリティ専門家が24時間365日体制で脅威を監視・分析し、初動対応を代行するサービス)を組み合わせたセキュリティ運用サービスです。PCをサイバー攻撃から守り、万一侵入された際も被害を最小限に抑えることを目指します。

中小企業が抱えるセキュリティ課題

近年、サイバー攻撃は企業にとって深刻な経営課題となっており、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」では、「ランサム攻撃による被害」が組織向け脅威の1位となりました。

しかし、多くの中小企業では、「ウイルス対策ソフトは導入しているが管理は各利用者に任せている」「警告が表示されても誰が対応するのか決まっていない」「夜間や休日の不審な動きを確認できない」「被害発生時の相談先や復旧方法が決まっていない」といった課題を抱えがちです。専門人材の採用や24時間体制の構築が難しい中で、製品導入だけでなく、継続的な監視・運用と復旧への備えが求められています。

SCS評価制度への対応支援

経済産業省は、サプライチェーン全体のセキュリティ対策状況を可視化する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の本格運用を目指しており、今後、中小企業においても取引先からセキュリティ対策状況の説明を求められる機会が増えるでしょう。本サービスは、端末の監視、脅威の検知・分析、初動対応、対応状況の記録、重要データのバックアップなど、SCS評価制度で求められる技術的対策と運用の一部を支援します。

SCS評価制度を見据えたセキュリティ対策全体と支援範囲

「ABLENETサイバー見守り365」の主な特長

EDR+MDR+ABLENETフォローの仕組み

  1. ウイルス対策に加え、侵入後の不審な動きを検知・分析
    EPP(Endpoint Protection Platform:従来のウイルス対策に加え高度な防御機能を持つ)とEDRがPC上の動作を継続的に監視します。既知のウイルスだけでなく、不審な挙動や攻撃の流れを検知・分析し、端末の隔離などの初動対応で被害拡大を抑制します。

  2. セキュリティ専門家が24時間365日監視
    MDRのSOC(Security Operation Center:セキュリティ監視センター)が、夜間・休日を含め24時間365日体制で脅威を監視・分析します。脅威を検知した場合は自動的な緩和や端末隔離などの初動対応を行い、専任担当者がいない企業のセキュリティ運用を補完します。

  3. 攻撃による変更のロールバックに対応
    ランサムウェア(身代金を要求するマルウェア)などによって変更されたファイルや設定を特定し、可能な範囲で攻撃前の状態へ戻すロールバック機能を備えています。

  4. ABLENETが導入・運用をフォロー
    ABLENETがエージェントの導入支援、利用状況の確認、インシデント発生時の連絡、必要な対応の案内を行います。お客さま側に専任担当者がいない場合でも、相談窓口と対応の流れが明確な状態で運用できます。

  5. 月次レポートで対策状況を可視化
    監視状況や検知された脅威、実施された対応などをまとめた月次レポートを提供します。社内での対策状況の把握や、取引先への説明資料として活用できます。

復旧力を高めるオプション「ABLENETバックアップ」

EDRのロールバック機能は攻撃による変更を元に戻すものですが、攻撃の種類や状況、端末の故障・紛失・盗難などによってはデータを完全に戻せない場合があります。こうした事態に備え、重要なデータを持つPCには別料金オプションの「ABLENETバックアップ」を追加できます。

「ABLENETバックアップ」は、PC内のデータをクラウド上の保存領域へ自動的にバックアップし、データを戻せる状態をあらかじめつくる「復旧の保険」です。

EDRロールバックとABLENETバックアップの違い

ABLENETバックアップの特長

  • PC1台につき300GBのクラウド保存領域を提供

  • 14世代(14日分の更新内容)を保存

  • ランサムウェアだけでなく、端末故障、紛失、盗難やOS障害によるデータ消失にも対応

  • 全PCへの導入は必須ではなく、重要なデータを持つPCだけに追加可能

  • 容量が不足する場合は100GBまたは300GB単位で追加可能

  • サーバーやMicrosoft 365のバックアップは個別に相談可能

料金・提供形態、導入・問い合わせ方法

「ABLENETサイバー見守り365」は、PC1台から契約可能で、契約期間は1年間(自動更新)です。基本サービスにはバックアップ機能およびバックアップ保存領域は含まれておらず、「ABLENETバックアップ」は別料金のオプションとなります。

本サービスは、サイバー攻撃による被害の完全な防止や、すべてのデータ・システムの復旧を保証するものではありません。また、ABLENETによる個別の連絡・対応支援は原則として営業時間内に行われます。

サービスの詳細は、以下のサイトで確認できます。

導入に関するご相談やお問い合わせは、以下のフォームから可能です。

ABLENET SECURITYについて

「ABLENET SECURITY」は、中小企業のセキュリティ対策と運用を支援する法人向けサービスカテゴリです。高度なセキュリティ製品の販売だけでなく、導入後の監視、対応、記録、相談先、復旧への備えまでを含め、情報システム担当者がいない企業でも継続的に運用しやすい形で提供されます。今後も、SCS評価制度をはじめとする社会的な要請や、取引先から求められるセキュリティ対策を踏まえ、サービスラインアップを順次拡充していく予定です。

ABLENET®

ABLENETは1998年の創業以来、レンタルサーバー、VPS、GPUホスティング、クラウドストレージなどのホスティング・クラウド事業を展開しています。99.99%以上の稼働実績を有する安定した自社運営基盤と、長年培ってきたサーバー運用技術を強みに、個人・法人を問わず幅広いITインフラサービスを提供してきました。主力サービスの「ABLENET VPS」は、累計約19万件の契約実績を有しています。近年は、クラウドストレージサービス「ABLENETストレージ」やAIセルフホストVPSなど、中小企業のDX推進やAI活用を支えるサービス領域を拡大しています。長年のITインフラ運用で培った技術とノウハウを基盤として、セキュリティ対策、データ保護、事業継続など、中小企業が安心して事業を継続するためのサービスラインアップを今後も順次拡充していく方針です。