「BtoBtoB機能」とは何か?
「BtoBtoB機能」は、メーカーや卸といったEC事業者と、その販売店・取次店、そして最終的な得意先という三者間の取引をEC上で実現する機能です。これまでのBtoB ECでは、EC事業者と得意先が直接取引する二社間モデルが主流でしたが、この機能により、既存の販売網や代理店網を維持したまま、受発注業務のデジタル化(DX)が可能になります。
解決できる主な課題
この機能は、以下のような企業の課題解決に貢献します。
-
既存商流の維持とEC化の両立:直販モデルへの切り替えが難しい企業が、これまでの販売店・代理店を通じた取引関係を崩さずにEC化を進められます。
-
複雑な取引条件の管理:得意先ごとに担当する販売店が異なったり、販売店ごとに商品価格、送料、在庫などの取引条件が異なる場合でも、システム上で制御・管理が可能です。
-
多様な役割に対応:物流を担う販売店や、商流のみを担う取次店・代理店といった異なる役割を持つ事業者に対応できます。
-
帳票・運用の標準化:見積書、納品書、注文書など、商流に応じた多様な帳票出力や注文確認、ステータス変更といった運用をデジタル化・標準化し、個別開発の負担を軽減します。
「BtoBtoB機能」の4つの特長
- 既存商流のままEC化:EC事業者から代理店、そして得意先という三社間の商流をEC上で設定し、既存の販売網を活かしたEC展開を支援します。
- 代理店専用画面の提供:代理店は得意先・会員管理、商品価格、送料・手数料、商品在庫などを管理できる専用画面を利用し、実際の役割に応じた運用が可能です。
- 得意先の購入時に商流をシステムで制御:得意先と代理店をあらかじめ紐づけ、ログイン・購入時に取引する代理店を選択させることで、適切な商流への注文データ連携を実現します。
- 帳票・注文確認までデジタル化:各社のフォーマットに合わせた帳票出力に加え、専用画面からの注文確認、キャンセル、ステータス変更、コメント運用など、注文後のやり取りまでEC上に集約します。

導入メリットと活用シーン
導入メリット
-
既存の販売店網・代理店網を維持したままDXを推進:直販化を前提とせず、これまでの取引関係や役割分担を活かしてEC化できます。
-
個別カスタマイズ・専用開発の範囲を抑制:三社間取引に共通する要件を製品機能として持つことで、導入時の要件定義、実装、将来の保守負担を軽減します。
-
関係者ごとの権限と運用を整理:EC事業者、販売店、取次店、得意先それぞれの役割を明確にし、情報や操作範囲を整理できます。
-
ECを「受注チャネル」から「企業間取引基盤」へ進化:単なる注文受付だけでなく、商流設定、帳票、注文後のコミュニケーションまで含めて一つの基盤上で管理できるようになります。
活用シーン例
全国に販売店を持つメーカーが、既存の販売店網を維持したまま得意先からの注文をEC化するケースが挙げられます。得意先は「ecbeing BtoB」にログインし、従来から取引している販売店を介して商品を注文できます。メーカーは商品情報を一元管理しつつ、販売店ごとの価格や在庫、送料などの条件を反映。販売店側も専用画面から注文状況を確認できるため、既存の関係性を維持したまま受発注業務をデジタル化することが可能です。
対象企業規模・提供形態・料金
「ecbeing BtoB」は、中~大規模企業向けのBtoB ECプラットフォームです。SaaS(Software as a Service)/PaaS(Platform as a Service)として提供され、顧客ごとのフルカスタマイズに対応しています。今回の「BtoBtoB機能」はオプションとして提供されます。料金については、個別のご要件に応じて異なりますので、公式サイトよりお問い合わせください。
今後の展望
「ecbeing BtoB」は、BtoB ECを単なる「Web受注チャネル」ではなく、得意先、販売店/取次店、サプライヤ、営業担当など、企業間取引に関わる関係者をつなぐ「取引基盤」へと進化させることを目指しています。今回の「BtoBtoB機能」を通じて、これまでデジタル化が困難だった複雑な販売網や商流にもECの対象を広げ、見積、受注、在庫、物流、顧客対応、CRM(顧客関係管理)/マーケティング、さらにはAIを活用した業務支援まで、BtoB取引全体を効率化・高度化する機能拡充を進めていく方針です。
「ecbeing BtoB」について
「ecbeing BtoB」は、1999年のサービス販売開始以来、大手・中堅企業を中心に1,600サイト以上の導入実績を持つECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」が提供するBtoBソリューションです。EC戦略立案からサイト構築、デジタルマーケティング、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまで、ワンストップで提供できる点が特長です。
詳細については、以下の公式サイトをご参照ください。
-
ecbeingについて: https://www.ecbeing.net
-
ecbeing BtoBについて: https://www.ecbeing.net/b2b
