B-EN-G、多言語・現地税制対応のAI-OCR「GLASIAOUS OCR」を提供開始

B-EN-G、多言語・現地税制対応のAI-OCR「GLASIAOUS OCR」を提供開始

GLASIAOUS OCRとは

「GLASIAOUS OCR」は、AIを活用して請求書などの証憑を高い精度で読み取り、仕訳候補を自動生成するAI-OCRサービスです。既存のERP(統合基幹業務システム)と連携し、手作業に依存していた証憑処理の負荷を大幅に軽減します。

解決する課題

多くの企業、特にグローバル展開する企業は、以下の課題に直面しています。

  • 手入力・属人化による非効率性:請求書やレシートといった不定形な購買証憑の手入力に時間がかかり、勘定科目や税区分の設定が担当者の経験に依存しがちです。海外拠点では、人材の入れ替わりが多く、記帳ルールにばらつきが生じることもあります。

  • 制度の違いによる標準化の困難さ:進出している国ごとに異なる税制や商習慣が存在するため、共通の会計ツールを導入することが難しく、拠点ごとの個別導入はコスト増につながり、本社での一元管理も困難です。

  • 税務先行プロセスでの証憑の取りこぼし:海外では、申告期限の早い税務申告を会計データ確定前に行うことが一般的です。このため、証憑が税務計算用のシートなどで先に処理され、会計システムに内蔵された読み取り機能ではデータ化の対象から漏れてしまうことがあります。

GLASIAOUS OCRの特長と導入メリット

GLASIAOUS OCRは、これらの課題を解決するための複数の特長を備えています。

  • 多言語・現地税制への対応

    • 各国の税区分や税率(VAT/WHTなど)を自動設定し、仏暦からの変換や外貨換算にも対応します。

    • AIが仕訳候補を生成し、担当者はその内容を確認・確定するだけで作業が完了します。

    • 認識精度は90〜95%に達するとされています。

  • ERP・基幹システムとの柔軟な連携

    • CSV/Excel経由でのデータ連携に加え、API連携によりSAP S/4HANA®やSAP Ariba®などの主要な基幹システムへデータを供給可能です。

    • 既存のERPを活かしたまま導入できるため、システム刷新の必要がありません。

  • 複数証憑の一括処理

    • 複数の請求書をまとめてPDF化した際も、AIが請求書単位に自動で分割して計上します。

    • これにより、記帳作業時間を60〜70%削減できるとされています。

想定される活用シーン

GLASIAOUS OCRは、以下のような企業や組織のDX推進に貢献します。

  • 会計事務所・BPO・記帳代行事業者:顧客ごとに異なる証憑の様式による入力ミスを、AIによる下処理で削減し、業務効率を向上させます。

  • 基幹システムを利用する企業の購買調達・経理部門:不定形な購買証憑の入力を自動化し、基幹システムへの連携にかかる作業工数を大幅に削減します。

  • グローバル拠点で異なる基幹システムを利用している企業:拠点ごとに異なるシステムを利用している場合でも、GLASIAOUS OCRを各システムに連携させることで、グループ全体のデータ入力プロセスを標準化し、拠点ごとの個別ツール導入を抑制します。

料金プランと提供形態

GLASIAOUS OCRは、企業のニーズに合わせて2つの料金プランを提供します。

  • GLASIAOUS OCR スタンダード

    • クラウドサービスとしてすぐに利用開始できる従量課金制(40円/ページ〜)。

    • マルチテナント環境で提供され、APIなどを通じて既存システムに外付けする形で連携が可能です。

  • GLASIAOUS OCR Pro

    • 占有環境での利用を前提とし、ERP・基幹システムへの組み込みに対応(250円/ページ〜)。

    • シングルテナント環境で提供され、SAP S/4HANA®やSAP Ariba®などの基幹システムと密に連携できるようカスタマイズが可能です。

セキュリティと連携

本サービスは、国際的なセキュリティ規格(ISO/IEC 27001・27017・27018)に基づくセキュリティ管理のもとで運用されます。既存の会計システムやERPとの連携は、CSV/Excelファイルによるデータ連携に加え、APIによる直接連携もサポートしており、セキュアな環境で柔軟なシステム連携を実現します。

導入・お問い合わせ方法

GLASIAOUS OCRの提供開始に先立ち、無料オンラインセミナーが開催されます。

  • 【Day 1:会計事務所・BPO事業者様向け】

    • タイトル:現地語の会計証憑、そのデータ化はどこまで自動化できる?~GLASIAOUS AI-OCRのご紹介~

    • 開催日時:2026年9月9日(水) 15:00~15:45 (日本時間)

    • 開催形式:Zoomウェビナー

    • 事前申込URL:https://www.glasiaous.com/events/detail/1091/

  • 【Day 2:一般企業の経理・財務部門様向け】

    • タイトル:会計証憑の読み取りから、自社システムへの組み込みまで~GLASIAOUS AI-OCRのご紹介~

    • 開催日時:2026年9月10日(木) 13:00~13:45 (日本時間)

    • 開催形式:Zoomウェビナー

    • 事前申込URL:https://www.glasiaous.com/events/detail/1092

サービスに関する詳細やお問い合わせは、以下の窓口までご連絡ください。

  • サービスに関するお問い合わせ窓口
    ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 GLASIAOUS推進部
    電話:03-3510-1616 / E-mail:glasiaous-info@b-en-g.co.jp

今後の展望

B-EN-Gは、世界的な会計人材不足という課題に対し、最新のAI技術を継続的に取り入れることで、人手に頼ってきた会計・税務処理業務の自動化を推進しています。GLASIAOUS OCRを通じて証憑入力業務を自動化し、経理部門がデータ分析や経営意思決定支援といった付加価値の高い業務に注力できる環境を整備することで、企業のグローバル展開と持続的な成長を支援していく方針です。

GLASIAOUSについて

GLASIAOUS(グラシアス)は、Microsoft社のAzureを基盤としたクラウド型国際会計&ERPサービスです。37の国と地域で1,900社を超える導入実績を持ち、多言語・多通貨・多基準に対応し、記帳代行からグループ経営管理まで幅広く利用されています。「GLASIAOUS OCR」は、GLASIAOUSに内蔵されていたAI-OCR機能を独立させ、単体でも利用可能なサービスとして提供されます。

GLASIAOUSの詳細はhttps://www.glasiaous.com/をご覧ください。

ビジネスエンジニアリング株式会社について

ビジネスエンジニアリングは、製造業を中心に企業のデジタル変革をITで支援しています。IT企画からシステムの構築、導入、運用に至るコンサルティングおよび支援サービス、自社開発パッケージソフトウェア「mcframe」の販売・導入で実績を重ねています。また、基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン(SCM)、IoTなどで蓄積されたデータを活用し、システムの高度化や改善活動を支援しています。中国、タイ、シンガポール、インドネシア、アメリカに海外子会社を持ち、海外進出企業に対しても、日本と現地で連携しながら製品やサービスを提供し、経営課題の解決をサポートしています。

ビジネスエンジニアリング株式会社の詳細はhttps://www.b-en-g.co.jp/をご覧ください。