グロービスがオマーンに中東拠点「GLOBIS Middle East」を開設、2027年1月から日本的経営を学ぶPre-MBAを開講

グロービスがオマーンに中東拠点「GLOBIS Middle East」を開設、2027年1月から日本的経営を学ぶPre-MBAを開講

株式会社グロービス(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀義人)は、オマーン国の首都マスカットに中東拠点「GLOBIS Middle East」を開設しました。10月28日には、その開設を記念する式典を開いています。新拠点では、2027年1月9日から日本的経営をテーマにしたPre-MBA科目を開講します。あわせて、法人向けの企業研修や、英語版の定額制動画学習サービス「GLOBIS Unlimited」なども提供します。

グロービスはこれまでも、中東地域でリーダーシップ開発や経営教育に取り組んできました。オマーン政府は国家長期戦略「オマーン・ビジョン2040」のもとで、人材育成、経済の多角化、国際連携の強化を進めています。グロービスは、この方向性が自社の目指す方向性と合致していることから、首都マスカットを中東展開の拠点に選びました。今後は実践的な経営教育とリーダー育成を進めるとともに、オマーンのビジネスパーソンや企業・組織が、日本をはじめとするグロービスのエコシステムに参画することを後押しします。経営教育だけでなく、起業家育成やベンチャーキャピタルなどの領域でも、知見の共有や、投資・事業連携の機会をつくることを目指しています。

グロービスがオマーンに中東拠点「GLOBIS Middle East」を開設、2027年1月から日本的経営を学ぶPre-MBAを開講

王立経営アカデミーとの連携を土台に開設記念式典を開催

グロービスは、オマーン国王立経営アカデミー(Royal Academy of Management、RAM)との連携を進めてきました。2024年6月にRAMと戦略的パートナーシップを結び、次世代リーダー育成プログラム「Future Leaders Program」で日本での研修を実施しました。2025年6月には、グロービス代表の堀義人がRAMの国際諮問委員に就任しています。こうした関係を背景に、堀が主催する開設記念式典が10月28日、マスカットのマンダリンオリエンタルで開かれました。

式典では、オマーン国外務省の政務担当外務次官であるH.E. Sheikh Khalifa Al Harthy氏が主賓を務めました。このほか、オマーン王立経営アカデミー総裁のH.E. Dr. Ali Qasim Jawad Al Lawati氏、駐オマーン日本国特命全権大使の芹澤清氏らも出席しました。出席者は、オマーンと日本の双方で、未来を切り拓くグローバルな視野を持ったリーダーを育成するという共通のビジョンを確認しました。

堀は拠点開設にあわせて、現地のグロービス受講生や、ビジネス界、外交・教育関係者らと交流しました。また、国際諮問委員を務めるオマーン国王立経営アカデミーでは、高等教育の未来をテーマに講演しています。グロービスは、今回の式典や現地での交流・講演を契機として、オマーン拠点を経営幹部教育とリーダーシップ開発の拠点に位置づけ、中東地域での事業展開を進めます。

(左から)駐オマーン日本国特命全権大使 芹澤清 氏、グロービス代表 堀義人、オマーン国外務省の政務担当外務次官 H.E. Sheikh Khalifa Al Harthy 氏、オマーン王立経営アカデミー総裁 H.E Dr. Ali Qasim Jawad Al Lawati 氏
(左から)駐オマーン日本国特命全権大使 芹澤清 氏、グロービス代表 堀義人、オマーン国外務省の政務担当外務次官 H.E. Sheikh Khalifa Al Harthy 氏、オマーン王立経営アカデミー総裁 H.E Dr. Ali Qasim Jawad Al Lawati 氏

英語で学ぶPre-MBA科目「Japanese Management」の内容

2027年1月9日に開講するPre-MBA科目は「Japanese Management: New Systems, Lasting Values(日本的経営:新たな仕組みと受け継がれる価値観)」です。日本の歴史的・文化的な背景を踏まえて、日本的経営の特徴や企業の経営戦略への理解を深めます。さらに、経営環境の変化をふまえ、日本的経営のあり方やリーダーシップについて新たな視点を養うことを狙いとしています。授業は、マスカットでの対面授業2回とオンライン授業4回の計6回で構成され、12週間にわたって行われます。

科目の概要は次のとおりです。

  • 科目名:Japanese Management: New Systems, Lasting Values
  • 言語:英語
  • 開講日:2027年1月9日
  • 受講料:128,000円(初回受講時は別途入学金が必要。奨学金が適用のケースあり)
  • 受講形式:ハイブリッド形式(対面授業・オンライン授業)
  • 対面授業開催地:オマーン・マスカット
  • 授業時間:1回3時間(合計18時間)
  • 受講期間:12週間(隔週開催・全6回)
  • 単位数:1.5単位
  • 修了証明:受講証明書を発行
グロービスがオマーンに中東拠点「GLOBIS Middle East」を開設、2027年1月から日本的経営を学ぶPre-MBAを開講

「志」を軸にした法人研修と経営幹部育成プログラムも展開

「GLOBIS Middle East」は、明確な志を持ち、社会に新たな価値を生み出すリーダーを育てることを目指しています。2027年1月からは、多様な経営教育プログラムを本格的に展開します。グロービスの経営教育の中核には「志(Kokorozashi)」という考え方があり、個人の情熱や能力を、社会にとって意義のある創造と変革につなげることを重視しています。日本的経営の考え方も取り入れた教育プログラムを通じて、世界の企業・組織に新たな視点を提供します。グロービスは日本で培った実践的な経営教育の知見を、各国・地域のビジネス環境や文化的背景に応じて展開してきました。中東地域でも、日本発の経営教育と現地のニーズを融合させ、変化する事業環境に対応できる経営人材を育成することを目指します。

法人向けには、企業の経営課題や人材育成ニーズに応じて設計するカスタマイズ型研修を提供します。また、経営幹部育成プログラム「Visionary Leadership Program(英語)」や「Kokorozashi Leadership Program(英語)」などを展開します。これらのプログラムでは、異業種のリーダーとの交流を通じて新たな視点や戦略的な洞察を得る機会を設け、経営幹部や次世代リーダーのさらなる成長を支援します。プログラムではオンライン、対面、ハイブリッド形式などを活用し、受講者や企業のニーズに応じた柔軟な学習機会を提供します。

グロービスは今後も、日本発の経営教育とグローバルネットワークを活かし、中東地域での人材育成、イノベーション創出、国際的なビジネス交流の促進に取り組むとしています。

出典:株式会社グロービス