磐田市「いわスタ伴走支援プログラム」が本格始動:地域とスタートアップの共創で新産業を創出

磐田市「いわスタ伴走支援プログラム」が本格始動:地域とスタートアップの共創で新産業を創出

プログラムで何ができるのか?(サービス内容)

「いわスタ伴走支援プログラム」は、磐田市の豊かな「ものづくりの土壌」と、全国のスタートアップが持つ最先端技術や革新的なアイデアを組み合わせ、新たな協業事業を生み出すことを目的としています。このプログラムを通じて、以下のようなサービスが提供されます。

  • 新事業創出の機会提供: 市内企業がスタートアップとの連携により、従来の枠を超えた新事業を開発する機会を得られます。

  • 技術革新の促進: スタートアップの持つ先端技術(水中・水上ドローン、Physical AI、農業特化型AIなど)を市内企業が導入し、技術革新を加速させます。

  • ReGACYによる伴走支援: スタートアップと市内企業のマッチングから、協業プロジェクトの具体化、推進、そして事業開発までをReGACYが一貫して支援します。

どんな課題を解決するか?(導入メリット・活用シーン)

本プログラムは、情報システム担当者やDX推進担当者が直面する様々な課題に対し、具体的な解決策とメリットを提供します。

市内中小企業の課題解決

  • 新規事業開発の推進: 新しい技術や市場トレンドへの対応が難しい中小企業にとって、スタートアップとの協業は新たな事業の柱を構築する絶好の機会となります。

  • 生産性向上とコスト削減: AIやロボット技術の導入により、人手不足の解消や作業の自動化・効率化が実現し、生産性向上とコスト削減に貢献します。

  • 技術導入のハードル低下: スタートアップの技術を実証実験という形で段階的に導入できるため、大規模な初期投資リスクを抑えながら、自社への適応性を検証できます。

スタートアップの課題解決

  • 実証実験の場の確保: 新しい技術や製品の実証を行うためのフィールドとパートナー企業を確保できます。

  • 地域への事業展開: 磐田市という地域に根差した企業との協業を通じて、新たな市場開拓や事業拡大の足がかりを築けます。

DX推進担当者へのメリット

  • オープンイノベーションの推進: 自社単独では難しいDXを、外部のスタートアップと連携して推進する具体的なモデルケースを学ぶことができます。

  • 最新技術の動向把握と導入検討: 水中ドローン、Physical AI(物理世界とAIの融合)、農業特化型AIエージェント(AIが自律的にタスクを実行するシステム)といった最先端技術が、実際の産業現場でどのように活用され、どのような成果を出しているかを具体的に把握できます。

  • 地域資源活用型DXの視点: 地域の産業構造や資源を活かしたDX戦略を検討する際の参考となります。

対象企業規模・提供形態

本プログラムは、静岡県磐田市内のものづくり中小企業と、全国の先端技術を持つスタートアップを主な対象としています。ReGACY Innovation Group株式会社が磐田市から受託し、市と連携してプログラム全体を運営。スタートアップと市内企業のマッチングから、プロジェクトの企画・実行、そして事業化に向けた継続的な支援を伴走型で提供します。

具体的な協業プロジェクト事例

今年度は、「水中・水上ドローン」と「Physical AI×農業・水産業」の2つのテーマで5つの協業プロジェクトが採択されました。以下にその概要を紹介します。

【水中・水上ドローン領域】

  1. 株式会社MizLinx × NTTグリーン&フード株式会社

    • 内容: 海洋IoTデバイスや水中ロボット開発、画像解析技術を持つMizLinxと、魚介類の品種改良や陸上養殖システム研究開発を行うNTTグリーン&フードが協業。高濁度環境下でも生体を視認できる映像取得・AI解析技術を検証し、養殖管理の高度化を目指します。

    • 企業情報:

  2. 株式会社IZANA × NNP電子株式会社

    • 内容: 超高感度磁気センサーモジュールを開発するIZANAと、過酷な環境に対応する電子機器の設計・製造を得意とするNNP電子が協業。磁気センサーの水中ドローン搭載を実現するため、耐海水機能を備えたセンサーモジュールの筐体設計・開発に取り組みます。

    • 企業情報:

【Physical AI×農業・水産業領域】

  1. 株式会社Real Touch × 松下工業株式会社

    • 内容: Physical AI(物理世界とAIの融合)を活用し、手作業を自動化できる汎用ロボットを研究開発するReal Touchと、ロボットSI事業に取り組む松下工業が協業。生産現場へのロボット導入を見据えたロボット搬送カートの試作開発を行います。

    • 企業情報:

  2. 株式会社Real Touch × 海幸ゆきのや合同会社

    • 内容: 上記Real Touchと、バナメイエビの陸上養殖・加工販売を行う海幸ゆきのやが協業。バナメイエビの出荷工程における選別・計量・梱包作業の自動化に向け、ロボットシステムの開発・実証に取り組みます。

    • 企業情報:

  3. 株式会社きゅうりトマトなすび × 株式会社スマートアグリカルチャー磐田

    • 内容: 農業特化型AIエージェントを開発するきゅうりトマトなすびと、大規模なパプリカハウスを運営するSAC磐田が協業。AI自動判別機能を備えたクサビ型パプリカの選果機を開発・導入し、選果工程の効率化と品質向上を目指します。

    • 企業情報:

導入・問い合わせ方法

本プログラムへの参加や詳細に関するお問い合わせは、「Iwata Innovation Stadium(いわスタ)」事務局まで可能です。磐田市役所とReGACY Innovation Group株式会社が共同で運営しています。

ReGACY Innovation Group株式会社について

ReGACY Innovation Group株式会社は、2022年2月に設立され、大手企業や自治体、教育機関などからのベンチャー創出やオープンイノベーションによる事業化に特化したサービスを提供しています。経営コンサルティングとベンチャーキャピタルの手法を統合することで、探索から事業化・収益化までを一貫して支援し、レガシー組織の総合的なイノベーション推進をサポートしています。

  • 代表者: 代表取締役 成瀬 功一

  • 設立: 2022年2月2日

  • 所在地: 東京都千代田区神田神保町1丁目24-1 CIRCLES神保町Ⅱ 10階

  • ホームページ: https://regacy-innovation.com/

  • 事業概要: イノベーション戦略策定・実行管理、イノベーション組織・制度、CVC設立、新事業インキュベーション、オープンイノベーション、ベンチャー投資・M&A、プロダクト開発・ラボ事業、プライベートエクイティ事業