新機能が解決する課題:分断された情報の一元化
近年、DX推進(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや組織を変革すること)やシステム開発への投資が拡大する一方で、「その投資が何に、どれだけ使われたのか」を正確に把握できていない組織は少なくありません。特に、プロジェクト管理における「タスクや進捗を管理するツール」と「工数実績を管理するシステム」が分断されているケースが多く見られます。
この分断により、現場のメンバーは同じ作業実績を複数のシステムへ重複して入力する負担を強いられ、入力単位も粗くなりがちです。結果として、月単位・人単位の工数は把握できても、「どのプロジェクトの、どのタスクに、どれだけの時間がかかったのか」という詳細な実態が見えにくくなり、正確な原価把握や生産性評価を妨げる要因となっていました。
「Flagxs」の新機能は、こうした課題を解決し、日々のプロジェクト管理の延長線上で工数・作業実績を自然に蓄積し、それを原価情報として経営にまでつなげることを目指して開発されました。

「工数・作業実績管理機能」で実現できること
本機能の最大の特長は、これまで分断されていたプロジェクト管理、工数管理、原価管理といった一連の業務が「Flagxs」上でひとつの流れにつながる点です。現場が「Flagxs」上でタスク管理を行うだけで、その実績が工数データとして蓄積され、さらに原価情報として会計・基幹システム(ERP:企業の基幹業務を一元的に管理するシステム)などの外部システムへと受け渡されます。

1. 工数実績の申請・承認、月次確定
作業実績の申請・承認から月次確定までを「Flagxs」上で完結できます。これにより、メンバー別の負荷状況も把握できるため、リソースの偏りや稼働状況をふまえたマネジメントを支援します。

2. 会計・基幹システム(ERP)など、外部システムとの連携
「Flagxs」に蓄積された工数・作業実績データは、標準API(Application Programming Interface:ソフトウェア同士が情報をやり取りするためのインターフェース)を通じて、会計・基幹システム(ERP)や勤怠管理システムなどの外部システムへ連携できます。これにより、日々のプロジェクト実績を原価情報として活用できるほか、既存の業務システムともスムーズに連携できるため、システムごとの二重入力やデータ分断を解消します。標準APIを採用しているため、お客様ごとのシステム構成や将来的なシステム刷新にも柔軟に対応可能です。
Flagxsならではの強み:タスク単位での実績計上
今回追加された機能は、「Flagxs」が従来から備える「タスク単位での実績計上」という特長によって、その真価を発揮します。一般的な工数管理では、「このプロジェクトに何時間」といった粗い単位で実績を計上することが多く、その中身、つまり「どの作業に、どれだけの時間を使ったのか」までは見えません。
これに対し「Flagxs」は、タスク単位で実績を計上できるため、誰が・どのタスクに・どれだけの時間をかけたのかを正確に把握できます。

この粒度の実績データがあるからこそ、精度の高い生産性評価が可能になります。さらに、タスク単位で計上した実績を工程単位に集約して連携できるため、連携先のシステムでは、より実態に近い粒度で原価計上できます。日々のタスク管理の延長で実績が自然に蓄積されるため、現場のメンバーは新たな入力ツールや二重入力の負担もありません。


本機能がもたらす3つの価値(導入メリット・活用シーン)
「Flagxs」の新機能とタスク単位の実績計上により、以下の3つの価値が提供されます。
1. 二重入力の解消とデータの一元化
現場は「Flagxs」上でタスク管理を行うだけで実績が蓄積されるため、複数システムへの二重入力が不要になります。ツールの集約により、運用コストの低減と管理負荷の軽減にもつながります。
2. プロジェクト原価/人的生産性を精度高く可視化
タスクレベルの工数実績を基幹システムへ連携することで、実態を正確に反映した原価を計上できます。これにより、プロジェクトごとの採算を精度の高いデータに基づいて把握でき、計画と実績の差異の早期発見や、採算改善に向けた打ち手の検討を支援します。加えて、人単位での精度の高い生産性評価が可能になります。
3. 経営管理基盤としての発展性
「Flagxs」に集約された実績データを起点に、外部システムへの連携を広げられます。プロジェクト管理にとどまらず、経営企画・経営層がプロジェクトの実態を経営判断に活かすための基盤として発展していきます。
提供方法・スケジュール
本機能は、2026年8月より順次提供開始されます。「Flagxs」をご利用中のお客様で、マネジメントオプションをご契約のお客様が対象です。中~大企業やSI企業を中心に、プロジェクトのDX推進や生産性向上を目指す企業にとって、強力なツールとなるでしょう。
フラッグス株式会社 代表取締役 林部 正樹氏のコメント

「これまでFlagxsは、プロジェクトの進捗管理や生産性の把握を支えるツールとして使われてきました。そこに蓄積される工数の情報は、見方を変えれば、プロジェクトの『原価』そのものです。今回の機能アップデートで、その実績データが基幹システムと連携できるようになりました。Flagxsに情報が集約され、それを起点にさまざまな業務へつながっていく。本機能は、Flagxsがプロジェクト業務の基盤になっていくための、その第一歩だと考えています。プロジェクトの実績を経営に接続することで、データにもとづいた意思決定と、事業/プロジェクトの成功に貢献してまいります。」
導入・お問い合わせ方法
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- サービスに関するお問合せ: https://x.gd/uGpMe
Flagxs(フラッグス)について
プロジェクト/事業の生産性向上を支援するクラウド型プロジェクトポートフォリオマネジメント基盤ツール「Flagxs」に関する詳細は、以下のウェブサイトをご確認ください。
- Flagxs(フラッグス): https://x.gd/cilE3
フラッグス株式会社は、「困難に挑戦する人を支え、すべてのプロジェクトを成功に導く」をミッションに掲げ、プロジェクト/事業の生産性向上と、データドリブンなプロジェクト推進環境の実現を支援しています。
- 会社に関する情報: https://www.flagxs.com/
