日立のエンジニア3名が「Microsoft Top Partner Engineer Award」を受賞 – AzureとAIで企業のDXを推進する先進ソリューション

日立のエンジニア3名が「Microsoft Top Partner Engineer Award」を受賞 – AzureとAIで企業のDXを推進する先進ソリューション

受賞者が貢献した主要ソリューションと課題解決

日立の受賞エンジニア3名が携わった具体的な活動と、それによって実現されるソリューションについてご紹介します。

上原 壮太氏:IoTデータ統合と生成AI共通基盤の構築

Microsoft Top Partner Engineer Awardのロゴ入り水色パーカーを着た3人が、屋内で笑顔で並んでいる集合写真

社会システム事業部の上原壮太氏は、遠隔監視・制御を可能にするIoTデータ統合サービス「Hitachi Global Data Integration」の開発を推進しました。このサービスは、IoTデバイスと業務システムのデータを安全に統合し、大規模環境での安定運用とコスト最適化を通じて、顧客のデータ活用を支援します。

近年では、Microsoft AzureおよびMicrosoft 365を活用したエンタープライズ向けの生成AI共通基盤(テキスト、画像、音声などを生成できるAIの基盤)の構築を、プロジェクトリーダーおよびアーキテクトとして主導しました。この基盤は、高度なセキュリティとガバナンス(組織を統治・管理する仕組み)を確保しつつ、部門ごとの要望に応じたカスタマイズ性・拡張性を両立させることで、複数部門への迅速な展開とユースケースの拡大を実現しています。

岩崎 一隼氏:公共分野におけるクラウド・AIソリューションとガバメントクラウド対応

黒いシャツを着た若いアジア人男性のポートレート

公共システム事業部の岩崎一隼氏は、公共分野を中心にMicrosoft Azureを活用したクラウドおよびAIソリューションの開発・導入に貢献しています。特に、Azure OpenAI in Foundry Models(Microsoft Azure上で提供されるOpenAIの基盤モデルを利用できるサービス)やAzure AI Searchを採用し、独立行政法人の業務におけるナレッジ活用を支援する対話型業務支援システムを構築しました。これにより、生成AIを活用した業務効率化と、全社展開を見据えた基盤整備を実現しています。

また、日立の公共分野向け社内SE向けに、ガバメントクラウド(政府機関や自治体向けのクラウドサービス利用環境)を見据えたMicrosoft Azureの検証・開発環境提供サービスをリードしました。統制とセキュリティを確保しながら、クラウドおよびAI技術の活用に向けた検証・開発環境を迅速に提供する仕組みを構築し、公共分野におけるシステム基盤整備に貢献しています。

寺前 留理子氏:金融機関向け生成AI基盤のセキュリティ強化

眼鏡をかけた若いアジア人男性のバストアップ写真

マネージド&プラットフォームサービス事業部の寺前留理子氏は、生成AIを安心して活用できる環境の構築と運用を支援するサービス「Hitachi Application Reliability Centers(HARC) for AI」において、Azure OpenAI in Foundry Modelsを活用した生成AI基盤の提供、運用改善、セキュリティ強化に取り組み、顧客のAI活用拡大を支援しています。

特に、HARC for AIを適用した金融機関向けの生成AI基盤構築案件では、金融機関に求められる高いセキュリティ要件や国内でのデータ保管・処理要件を考慮した環境設計を主導しました。これにより、生成AIを安全に利用できる基盤の設計を確立し、金融機関における生成AIの安全な活用に貢献しています。

日立の人材育成と今後の展望

Microsoftの「2026 Top Partner Engineer Award Winner」のロゴマーク

日立は、クラウドやAIなどの専門性を持つ人材の育成に継続的に取り組んでいます。GitHub Copilot(AIによるコード自動補完ツール)やAzure OpenAI in Foundry Modelsを活用した高度なソフトウェア開発スキルを習得する研修などを通じて、5万人以上のGenAI Professionalの育成を推進しています。この取り組みにより、国内の日立製作所におけるMicrosoft Azure認定資格保有者数は8,200名以上(2026年6月24日時点)に達しています。

今回の受賞は、こうした継続的な人材育成の成果を示すものです。日立は今後もマイクロソフトとの協働をさらに強化し、クラウドやAIに関する知識・技術を生かして、社会インフラを担う顧客のシステム運用の高度化を支援するとともに、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。

日本マイクロソフトからのコメント

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 パートナー事業統括 兼 エンタープライズサービス事業本部長の浅野 智氏は、今回の受賞に対して「Microsoft Top Partner Engineer Awardは、マイクロソフトテクノロジーに関する高い専門性をもとに、お客様への価値提供やビジネスの推進に幅広く貢献されている皆様を顕彰する、当社にとって非常に重要なアワードです。受賞者の皆様には、豊富な知見とご経験を生かし、マイクロソフトテクノロジーの普及とお客様のデジタルトランスフォーメーションの実現に大きく貢献いただいております。」とコメントし、今後のさらなる活躍に期待を寄せました。

提供形態と導入に関する情報

今回ご紹介したソリューションは、社会インフラ企業、金融機関、独立行政法人といった大規模なエンタープライズ企業を中心に、幅広い顧客のDX推進を支援するものです。

  • 対象企業規模: 大企業、特に社会インフラ、公共、金融分野の企業

  • 料金・提供形態: 個別のプロジェクト内容に応じて見積もり。ソリューションおよびサービスとして提供されます。

  • 導入・問い合わせ方法: 各ソリューションの詳細や導入に関するご相談は、日立製作所のウェブサイトまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連リンク

日立製作所の技術力と、Microsoft AzureおよびAIを活用した先進的なソリューションが、貴社のDX推進とビジネス課題解決の一助となるでしょう。