PingCAP、ServerlessDays Tokyo 2026に協賛 – AIアプリのデータベース課題をTiDBで解決するセッションに注目

PingCAP、ServerlessDays Tokyo 2026に協賛 – AIアプリのデータベース課題をTiDBで解決するセッションに注目

ServerlessDays Tokyo 2026 開催概要

  • 名称: ServerlessDays Tokyo 2026

  • 日程: 2026年9月19日(土)〜 20日(日)

  • 会場:

    • 1日目: ベルサール新宿南口

    • 2日目: Docomo R&D LAB ODAIBA

  • 参加費: 無料(事前登録制)

  • URL: https://tokyo.serverlessdays.io/

TiDBがAIアプリケーションのデータベース課題を解決

本イベントの1日目、2026年9月19日(土)14:00〜14:45には、3階Main Track(Room A)にて、株式会社Livetoonの開発マネージャーである土川敦也氏によるセッション「AIアプリのDBはTiDBだけでいい!3種のDBをTiDB1本に」が開催されます。

株式会社Livetoon 開発マネージャー 土川敦也 氏

このセッションでは、音声AIキャラクターアプリ「kaiwa」と「Tatara」の開発事例を通じて、AIアプリケーションが抱えるデータベースの課題と、その解決策としてのTiDBの有効性が具体的に語られます。

複数のデータベースをTiDBへ集約するメリット

AIアプリケーション、特に音声AIキャラクターのようなサービスでは、ユーザー情報やキャラクター設定のような構造化データに加え、会話履歴、長期記憶、さらにはベクトルデータ(データの特徴を数値のベクトルで表現し、似た特徴を持つデータを高速に探し出す技術)をリアルタイムで処理する基盤が不可欠です。従来のシステムでは、これらの多様なデータをAurora PostgreSQL、DocumentDB、Qdrantといった複数の異なるデータベースに分散して管理することが一般的でした。

しかし、複数のデータベースを運用することは、管理の複雑化、コストの増大、データの一貫性確保の難しさといった課題を引き起こします。

セッションで紹介される事例では、これらの分散していたデータを段階的にTiDBへ集約し、さらにベクトル検索機能までTiDBで一本化した取り組みが紹介されます。これにより、以下のような具体的なメリットが期待できます。

  • 運用負荷の軽減: 複数のデータベースを管理する手間がTiDB一つに集約されるため、運用コストと工数を大幅に削減できます。

  • 開発効率の向上: 開発者が異なるデータベース技術を習得する必要がなくなり、AIアプリケーション自体の開発に集中できるようになります。

  • リアルタイム処理の強化: TiDBの分散アーキテクチャと高性能な分析処理能力により、音声AIキャラクターの会話履歴や長期記憶、ベクトルデータといった多様なデータをリアルタイムで扱うことが可能になります。

  • スケーラビリティとコスト効率: TiDBは水平方向の拡張性(サーバーを増やすことで処理能力やデータ容量を増やせる能力)に優れており、ユーザー数やデータ量の増加に柔軟に対応しながら、コスト効率の良い運用を実現します。

TiDBの技術的特徴

TiDB(タイ・デー・ビー)は、分散型NewSQLデータベース(伝統的なリレーショナルデータベースの使いやすさと、NoSQLのような水平方向への高い拡張性を兼ね備えたデータベース)です。MySQLとの互換性(MySQLと同じように操作できること)を持ちながら、以下のような特徴で多様なデータ処理ニーズに応えます。

  • 水平方向の拡張性: データ量やアクセス数の増加に応じて、サーバーを追加するだけで容易にスケールアウトできます。

  • 強力な一貫性: 分散環境下でも常に最新のデータを提供し、データの信頼性を確保します。

  • 高い可用性: システム障害時にもサービスを継続できる設計により、ミッションクリティカルなシステムを支えます。

  • 高性能な分析処理: 列指向ストレージ(データを列ごとに保存する方式で、分析処理を高速化する)により、複雑なクエリも高速に実行します。

  • マルチモデル対応: 新アーキテクチャ「TiDB X」により、ベクトル検索を含むマルチモデル(複数のデータモデルを一つのデータベースで扱えること)をサポートし、AIエージェントのワークロード(AIが自律的にタスクを実行する際に発生するデータ処理や計算の負荷)にも対応します。

ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマースなど、多種多様な業界で4,000社以上の企業に採用されており、その信頼性と実績が裏付けられています。

TiDBの詳細については、https://pingcap.co.jp/tidb/をご覧ください。

PingCAPについて

PingCAPは、2015年に設立されたエンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーです。オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。社名はネットワークの疎通を確認するコマンド「Ping」と、CAP定理(分散システムにおけるC:一貫性、A:可用性、P:ネットワーク分断への耐性のうち2つを選ばなければならないとされる理論)の「CAP」を組み合わせており、これら全てに接続したいという思いが込められています。

  • 会社名: PingCAP株式会社

  • 所在地: 東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F

  • 代表者: Eric Han (エリック・ハン)

  • 設立: 2021年3月15日

  • URL: https://pingcap.co.jp/

  • 事業内容: 分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供

ServerlessDays Tokyo 2026でのPingCAPのセッションは、AIアプリケーションのデータベース基盤に課題を感じている情報システム担当者やDX推進担当者にとって、具体的な解決策と導入メリットを理解する絶好の機会となるでしょう。