自動化ワークフローにおけるシークレット管理の課題と本コネクタの価値
多くの企業がクラウド環境でワークフローの自動化を進める中で、認証情報(パスワードやAPIキーなど、シークレットと総称されます)の管理は重要な課題でありながら、見過ごされがちです。自動化スクリプトやワークフローにシークレットを直接書き込む(ハードコードする)方法は、情報漏洩や不正アクセスの重大なサイバーリスクを生み出します。
今回提供されるKeeper シークレットマネージャーコネクタは、この課題に直接対処します。Microsoft Power Platform内で、ゼロ知識(サービス提供者でさえ顧客のデータを復号できない設計)かつポリシーが適用されたシークレット管理を実現し、ハードコードによるリスクを排除します。
Keeper SecurityのCEO兼共同創業者であるダレン・グッチョーネ氏は、「ワークフロー自動化の安全性は、それを支えるシークレットの扱いで決まります。本コネクタは、Keeperのゼロ知識アーキテクチャをMicrosoftの自動化基盤に直接組み込むことで、リスクを排除します。シークレットは保管庫内で暗号化されたまま保管され、必要な瞬間にのみ取得されるため、盗まれる対象となる情報自体が存在しなくなります」と述べています。
主な機能と情報システム担当者・DX推進担当者へのメリット
本コネクタは、情報システム担当者やDX推進担当者が直面する具体的な課題を解決し、運用効率とセキュリティを向上させます。
1. ワークフローのセキュリティ強化とリスク削減
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安全な認証情報取得: ワークフロー内に認証情報を残すことなく、必要な時にのみ安全に取得できます。これにより、ハードコードによる情報漏洩リスクを根本から排除します。
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ゼロ知識セキュリティアーキテクチャ: すべてのシークレットはKeeperのゼロ知識セキュリティアーキテクチャのもとで暗号化された状態を維持します。復号は、お客様のAzure環境内でのみ実行され、平文の認証情報がKeeperのインフラを経由することはありません。
2. 簡単な導入と効率的な運用
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認定コネクタ: Azure Logic Appデザイナーに標準で組み込まれているため、通常の導入ではカスタムインポートなしで利用可能です。
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ワンクリック導入: Azure Resource Manager(ARM)テンプレートにより、Azure Function App、Key Vault、マネージドIDを含むインフラを数分で構築できます。
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選択肢の自動表示: Logic Appデザイナー上でシークレットやフォルダの選択肢が自動で表示され、設定の手間を削減します。
3. 認証情報ライフサイクルの管理とコンプライアンス対応
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認証情報の作成: 自動化されたワークフローから直接シークレットを発行できるため、従業員のオンボーディングや定期的なコンプライアンス監査をサポートし、認証情報管理のライフサイクルを効率化します。
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対応操作: 「List Secrets(シークレット一覧)」「Get Secret(シークレットの取得)」「Create Secret(シークレットの作成)」「Update Secret(シークレットの更新)」「List Folders(フォルダ一覧)」の5つの操作に対応しています。
具体的な活用シーン
本コネクタは、以下のような幅広いワークフローで活用できます。
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API認証情報の注入: 外部サービス連携におけるAPIキーの安全な管理と自動注入。
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データベース接続文字列の取得: アプリケーションやサービスがデータベースに接続する際の認証情報を安全に取得。
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GitHubシークレットの同期: 開発環境における各種シークレットの安全な管理と同期。
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ボルトのコンプライアンス監査: 定期的な認証情報利用状況の監査とレポート作成。
対象企業と提供形態
本コネクタは、Microsoft Power Platformを利用してワークフロー自動化を推進している企業、特にクラウド環境全体でシークレット管理のセキュリティと効率性を高めたいエンタープライズ企業に適しています。
提供形態は、Microsoft Power Platformマーケットプレイスで公開されている認定コネクタとして利用できます。技術的な詳細は、軽量なPythonミドルウェアをAzure Function Appとして展開し、KeeperシークレットマネージャーSDKを通じてKeeperボルトと通信します。
導入と詳細情報
Azure Logic Apps向けKeeperシークレットマネージャーコネクタは本日より利用可能です。詳細なドキュメント、ミドルウェアのリポジトリ、導入手順については、以下のリンクでご確認いただけます。
Keeper Securityに関する詳細情報は、以下の公式サイトをご覧ください。
Keeper Securityについて
Keeper Securityは、ゼロトラストとゼロ知識を基盤としたアイデンティティセキュリティ分野を牽引する企業です。世界中の数百万人のユーザーと数千の企業・組織に利用されており、パスワードおよびパスキー管理、シークレットマネージャー、特権セッション管理、エンドポイント特権マネージャーを単一のクラウド基盤に統合した特権アクセス管理基盤「KeeperPAM®」を提供しています。人・マシン・非人間ID・AIエージェントにわたるアクセスを統制し、企業全体のアクセス管理、コンプライアンス、可視化を担う統合的な中核基盤として機能しています。
