OcNOS 7.0で何ができるのか?
「OcNOS 7.0」は、オープンで拡張性の高いアーキテクチャを通じて、以下の主要な課題を解決し、ネットワークインフラの性能を向上させます。
AIデータセンターの高速化と効率化
AI学習環境において、ネットワークがボトルネックとなり、高価なGPUの性能を十分に引き出せない課題を解決します。オープンなイーサネット(コンピューターネットワークの標準的な通信方式)ベースのAIバックエンドネットワークにおいて、運用上の柔軟性とTCO効率の向上を実現します。
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ゼロストール性能: Dynamic ECN(Explicit Congestion Notification:ネットワークの輻輳をリアルタイムに検知し、データ転送を最適化する技術)によるインテリジェントな輻輳制御で、AI学習データを途切れることなく転送し、学習時間の短縮とAIインフラ投資効果の向上に貢献します。
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800Gプラットフォーム対応の拡充: UfiSpace製「S9321-64EO(51.2 Tbps)」をはじめとする800G OSFPプラットフォーム(1ポートあたり800ギガビット/秒の高速伝送を可能にするネットワーク機器のインターフェース規格)を新たにサポートし、大規模GPUファブリックの構築を高い柔軟性で実現します。
サービスプロバイダーのネットワーク刷新
レガシーなOTN(Optical Transport Network:光伝送ネットワークの国際標準規格)/LDP(Label Distribution Protocol:MPLSネットワークでラベルを配布するためのプロトコル)機器の更改と、低遅延5Gサービスへの対応という課題に直面するサービスプロバイダーを支援します。メトロトランスポートおよびアクセスアグリゲーション向けに設計され、ネットワークのプログラマビリティと耐障害性を向上させます。
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シームレスな移行: Segment Routing(SR-TE:ネットワーク経路を柔軟に制御する技術)とFlexible Algorithm(セグメントルーティングにおける経路選択の柔軟性を高める技術)をサポートし、レガシーネットワークからの段階的な移行を可能にします。
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Router as a Serviceプラットフォーム: ネイティブK3Sコンテナ(軽量なKubernetesコンテナ環境)をサポートし、監視やセキュリティアプリケーションをルーター上で直接実行することで、5G Multi-access Edge Computing(MEC:5Gネットワークのエッジでコンピューティング処理を行う技術)向けのオールインワンプラットフォームを実現します。
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リアルタイムテレメトリによるプロアクティブ運用: オンチェンジ(変更通知型)のgNMI(gRPC Network Management Interface)ストリーミングテレメトリへ移行することで、ネットワークの状態をミリ秒単位で取得し、障害の予兆検知や迅速な対応を可能にします。
IP/光ネットワーク統合による運用簡素化とコスト削減
長年にわたりIPoDWDM(IP over Dense Wavelength Division Multiplexing:IPルーターにDWDM機能を統合し、光伝送ネットワークを直接利用する技術)をリードしてきたIP Infusionは、「OcNOS 7.0」でルーティングインターフェースから光レイヤーを直接制御する機能を強化しました。
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シンプルな光ネットワーク管理: ZR/ZR+対応コヒーレントトランシーバー(高度な光変調技術を用いた光送受信機)をルーターへ直接実装できるため、従来の専用光伝送管理システムが不要になります。これにより、導入・運用を単一のワークフローで実施でき、運用負荷を大幅に軽減します。
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優れた経済性: 幅広いZR/ZR+ベンダー製品を認証・サポートすることで、特定ベンダーの独自仕様に依存する「ベンダーロックイン」を回避し、最適な光モジュールを自由に選択できます。これにより、ラックスペースと消費電力を大幅に削減します。
DX推進における導入メリット
「OcNOS 7.0」は、情報システム担当者やDX推進担当者にとって、以下のような具体的なメリットを提供します。
- AIインフラ投資の最大化: AIクラスターにおけるネットワークのボトルネックを解消し、高価なGPUリソースを最大限に活用することで、AI投資対効果を向上させます。
- 運用コストの削減: IP/光ネットワークの統合とディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの分離)モデルにより、TCOを大幅に削減します。
- ネットワークの柔軟性と俊敏性: オープンなアーキテクチャとプログラマビリティにより、特定のベンダーに縛られることなく、変化するビジネスニーズに迅速に対応できるネットワークを構築できます。
- 運用の自動化と効率化: リアルタイムテレメトリやRouter as a Service機能により、ネットワーク運用の自動化を促進し、障害対応を迅速化します。
- 次世代ネットワークへのスムーズな移行: 5Gやエッジコンピューティングといった新しいサービスへの移行を段階的かつ確実に支援します。
対象となる企業
「OcNOS 7.0」は、主に以下の企業を対象としています。
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通信事業者: レガシー機器の更改、5Gサービスの展開、IP/光ネットワークの統合を検討している企業。
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データセンター事業者: AIクラスターを構築・運用し、ネットワーク性能の最適化とコスト効率の向上を目指す企業。
提供形態と費用
「OcNOS 7.0」は、ネットワークOSとしてソフトウェアで提供されます。ハードウェアとソフトウェアが分離された「ディスアグリゲーション型」のソリューションであるため、特定のハードウェアベンダーに依存せず、最適な組み合わせを選択できるのが特徴です。これにより、閉鎖的で垂直統合型ソリューションと比較して、TCOを40~60%削減できるとされています。具体的な料金体系については、IP Infusionの担当者までお問い合わせください。
セキュリティと連携
「OcNOS 7.0」は、リアルタイムテレメトリによるプロアクティブな運用を可能にし、ネットワークの状態を常に監視することで、障害の予兆検知や迅速な対応を実現し、システムの安定稼働を支援します。また、オープンなアーキテクチャであるため、UfiSpaceやEdgecore Networksといった多様なハードウェアベンダーの製品と連携し、柔軟なネットワーク構築が可能です。
導入・問い合わせ方法
「OcNOS 7.0」の技術仕様、対応ハードウェア、詳細なユースケースについては、以下の公式リリースページをご覧ください。
IP Infusionは、株式会社ACCESSの100%出資子会社であり、オープンネットワーキング・ソフトウェア・ソリューションを提供しています。
