# 「指先で考えるロボットハンド」のThinker・藤本弘道CEO、EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2026ジャパン関西地区大会でChallenging Spirit部門 特別賞を受賞

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- カテゴリ: ビジネス
- 公開日: 2026-10-23
- 更新日: 2026-10-23

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家電のように気軽に使えるロボットの実現を掲げる株式会社Thinker（読み：シンカー、本社：大阪府大阪市）の代表取締役兼CEO・藤本弘道氏が、EY Japan主催「EY Entrepreneur Of The Year™ 2026 Japan」の関西地区大会で「Challenging Spirit部門 特別賞」を受賞しました。大会は2026年10月14日（水）に大阪市内で開かれました。

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## 創業間もない企業の起業家を対象にした「挑戦」の賞

「EY Entrepreneur Of The Year」は、新たな事業領域に挑む起業家の努力と功績をたたえる国際的な表彰制度です。藤本氏が受賞したChallenging Spirit部門は、創業間もない企業の起業家が対象で、強い挑戦心や不屈の精神、革新的な技術・ビジネスモデル、将来の成長性、社会への影響力などが評価の観点となっています。

Thinkerは今回の受賞について、藤本氏の事業姿勢と実績が「挑戦」という切り口から評価されたものと受けとめているとしています。今後も、独自の近接覚テクノロジーとAIを組み合わせた技術の開発を通じて、誰もが気軽にロボットを活用できる社会の実現を目指す方針です。

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## 事業撤退を経て再起業へ、19年間の歩み

藤本氏は2003年、着用型ロボットを開発・販売するスタートアップを創業しました。積極的な市場開拓によって、シェア60％を獲得するまでに事業を成長させています。しかしコロナ禍の影響を受け、2022年に事業撤退を余儀なくされました。

それでも「SFの未来を作りたい」という志は消えず、同年に大阪大学発スタートアップのThinkerやSHIN-JIGENを起業しました。その後も複数の企業の創業に関わりながら、ロボティクスとAIを軸とした新規事業の創出に取り組んでいます。プレゼンテーション後の質疑応答では、再び起業に踏み出せた理由を問われ、「事業撤退を決めた当時は燃え尽きたような状態だった」と振り返りました。そのうえで、SFのような未来を見たいという思いは変わらず、長年の事業経験を「失敗ではなく、次の挑戦に生かせる経験」と捉え直したことが再起業のきっかけになったと語っています。

## 「未来実装」の発想から描く、フィジカルAI時代のものづくり

大会当日のプレゼンテーションで藤本氏は、2003年の初起業以来名乗っている「未来実装家」としての原点を紹介しました。根底にあるのは、幼少期に親しんだSF小説や「スタートレック」への憧れです。実現したい未来を思い描き、そこから逆算して今取り組むべきことを考える「未来実装」の考え方に加え、年齢や障がいなどによる制約をテクノロジーで乗り越え、誰もが自由に挑戦できる「フリーアビリティ社会」の構想も披露しました。

話題はフィジカルAIにも及びました。藤本氏は、AIの急速な進化でロボットの知能が高度化する一方、実世界で多様な作業をこなすにはハードウェアの器用さが欠かせないと指摘し、Thinkerが手がける人の手のような器用さを備えた次世代ロボットハンドを紹介しました。あわせて、製造現場で長年培われてきた熟練者の技能やノウハウをロボットに取り込み、現場での作業を通じて自ら学び成長する「現場学習型AIロボット」の開発の重要性を強調しています。

将来的には、ロボットがロボットを製造する仕組みを構築して製造コストを大幅に引き下げ、誰もが気軽にロボットを使える社会を目指したいとしています。藤本氏はこれを、松下幸之助が提唱した「水道哲学」の新たな形と位置づけました。そして、日本のものづくりが培ってきた技術やノウハウを生かし、日本のロボット産業が再び世界を牽引する未来への展望を語りました。

## 株式会社Thinkerについて

Thinkerは2022年8月の設立で、本社は大阪市西区京町堀2丁目5-16 うつぼGIZAビル9階にあります。人とロボットが協奏し、互いに高め合いながら進化していける社会を目指し、自ら考えて判断するロボットハンドの開発に取り組んでいます。社名には「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化（シンカ）を加速させる」といった思いが込められています。

出典：[株式会社Thinker](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000106143.html)
