# VTuberとのコラボで広がるブランド戦略—明利酒類の事例に学ぶ

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- 公開日: 2026-05-21
- 更新日: 2026-05-21

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従来の広告手法が効きにくくなる中、デジタルネイティブ層へのリーチに課題を感じている企業は多いのではないでしょうか。明利酒類が推し進めるVTuber「兎田ぺこら」とのコラボレーション戦略は、デジタル時代の新しいブランド構築の可能性を示唆しています。2019年の配信をきっかけに、複数の商品化まで発展させた事例から、企業のマーケティング戦略に活かせるポイントを解き明かします。

## デジタルエンターテインメント層との接点構築

明利酒類の百年梅酒とVTuber兎田ぺこらとの関係は、2019年の配信コンテンツ「スナック兎田」から始まりました。配信内で兎田ぺこらが百年梅酒について率直で切れ味の良い感想を語ったことが大きな話題となり、その後のビジネスへとつながっています。

このプロセスから注目すべき点は、**自然発生的なコンテンツの中での製品言及が、ブランドロイヤリティを生んだ**という点です。YouTube総登録者数9,000万人超を擁するホロライブプロダクション傘下の兎田ぺこらのように、膨大なデジタルネイティブ層にリーチするインフルエンサーとの関係構築は、従来のテレビCMやWebバナー広告とは異なる親和性を生み出します。

## コラボ商品化による段階的な事業展開

明利酒類は2019年の配信をきっかけに、2020年11月に『百年梅酒 ぺこらver.』の販売を開始。その後、2026年2月に『百年梅酒 ぺこらスペシャル』をリリースし、今年5月には『百年梅酒 ぺこら缶 350ml』8本セット（5,500円・税込）を発売するなど、**段階的かつ継続的なコラボレーション展開**を実現しています。

今回のぺこら缶は、「梅酒はもっと自由に楽しめる」というコンセプトに基づいて開発されました。アルコール度数3％の低アルコール設計や、兎田ぺこらが選定した「はちみつジンジャー味」など、ターゲット層のニーズを反映した商品企画がなされています。

## ブランド価値を高めるクリエイティブ連携

本シリーズのラベルイラストは、大人気イラストレーター蒼樹うめ氏による書き下ろし。イラストレーター自身も「アルコール度数が軽いので飲みやすい」とのコメントを寄せており、**複数のクリエイターが有機的に連携する価値ネットワーク**の構築につながっています。

このアプローチは、単なる「有名人とのタイアップ」ではなく、各クリエイターの専門性とファンベースを組み合わせて、より多層的なブランド価値を構築する戦略として機能しています。

## デジタル企業のメタバース拡張戦略

カバー株式会社（ホロライブプロダクション運営）は、VTuber事業に加えて「新たなコミュニケーション手段としてのプラットフォームやメタバースの開発」を事業の柱に掲げています。明利酒類のようなBtoC企業が、こうしたデジタル企業と連携することで、メタバースやデジタルプラットフォーム上でのブランド体験までも見据えた構想を持つ重要性が高まっています。

## まとめ—DX時代のマーケティング戦略のポイント

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**デジタルネイティブ層とのタッチポイント：**インフルエンサーやVTuberとの自然な接触を経営戦略に組み込む価値が高まっている

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**段階的なコマーシャル展開：**一度のコラボで終わらず、複数年にわたって継続的にコンテンツを拡大することで、ブランド親和性を深化させる

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**マルチクリエイター連携：**単一のインフルエンサーではなく、複数のクリエイターを巻き込むことで、より厚みのあるブランド価値を構築できる

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**プラットフォーム中立性：**YouTube、SNS、ECサイト、メタバースなど複数のプラットフォーム上でのブランド体験設計が必要

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**顧客共創の重要性：**インフルエンサーのニーズを反映した商品開発（低アルコール化、味の選定など）が、ファンベースからの信頼につながる

引用元：[プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000025633.html)
