# QNS Services、大学・研究機関向けにネットワーク暗号可視化評価キット「CipherMirror Board」を発表 - 耐量子暗号時代への移行を支援

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- 公開日: 2026-08-26
- 更新日: 2026-08-26

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## CipherMirror Boardで何ができるか

『CipherMirror Board』は、ネットワーク上を流れるトラフィックから、TLSハンドシェイクや証明書情報などを解析し、通信を解読することなく利用されている暗号技術を可視化する評価キットです。具体的には、鍵交換、認証、暗号化、ハッシュ関数といった暗号アルゴリズムの利用状況をリアルタイムで検知・可視化できます。

### 主な機能

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**リアルタイムでの検知・可視化:** ネットワークに接続するだけで、複雑な設定なしに通信の解析を開始し、利用されている暗号アルゴリズムやプロトコル、既存の暗号インフラの依存関係をリアルタイムで可視化します。

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**エッジ・フレンドリーな構成:** x86アーキテクチャの高性能小型PC「LattePanda」上で動作するため、手のひらサイズで研究室のデスクや実験環境に手軽に設置できるプラグ＆プレイ構成です。

![ネットワークスキャン](/wp-content/uploads/2026/08/46f6aff7269d139cc908cd2e779e54e9.webp)

*ネットワークスキャンによる暗号情報検知の仕組みを示した図*

![サーバースキャン](/wp-content/uploads/2026/08/3a2bb04674163b4e9313d90e93e7ccb9.webp)

*QNSのサーバー・スキャン機能を示す図*

![ダッシュボードイメージ](/wp-content/uploads/2026/08/eb774633b417d587e1a86ac705c108e1.webp)

*TLSセッションに焦点を当てたネットワーク監視ダッシュボードのイメージ*

## どんな課題を解決し、どのように活用できるか

量子コンピュータの進展により、既存の公開鍵暗号の安全性に対する懸念が高まり、耐量子計算機暗号（PQC）への移行が世界的な課題となっています。特に、長期間運用されるロボットやIoT端末では、安全な通信やアップデート環境の構築が重要です。

このキットは、「まずは現状の暗号利用状況を正確に把握（インベントリ）することが、次世代通信への移行の第一歩である」という考えに基づいています。学生や研究者は、自作のデバイスや既存のIoT環境がどのような暗号に依存しているかを学習の一環として実施でき、将来のPQC移行や耐量子安全の確保に向けた基礎データを取得・分析することが可能です。

これにより、次世代ネットワークに向けた暗号アジリティ（セキュリティ脅威の変化や新しい暗号技術の登場に迅速に対応し、暗号システムを柔軟に更新・移行できる能力）確保のための教育・研究を支援します。MTMシステムズは、フィジカルAIの進展により重要性が増すロボットシステムのOTA（Over The Air：ネットワークを介した無線アップデート）における耐量子セキュリティへの対応に貢献できると期待しています。

## 対象と提供形態

『CipherMirror Board』は、主に大学・研究機関における暗号技術の学習・研究を支援する「教育用教材」として位置づけられています。将来的には、研究用ロボットやIoTソリューションとの連携、PoC（概念実証）や耐量子暗号ソリューションを含む共同実証・共同提案を通じて、パートナーシップの発展を目指しています。

実際の企業ネットワークやインフラ等の商用環境においては、エンタープライズ向けの暗号資産可視化ソリューション「CipherLens」が提供されます。商用環境では「CipherLens」で既存システム内の暗号資産（ITシステムやデバイス内で利用されている暗号鍵、デジタル証明書、暗号アルゴリズムなどのセキュリティ資産の総称）を可視化し、次世代暗号へのスムーズな移行計画の策定をサポートします。

## セキュリティと連携

『CipherMirror Board』は、商用環境向けの「CipherLens」のコアエンジンをベースに教育・学習用に最適化して開発されています。

さらに、高度なセキュリティ要件が求められる商用環境では、QNSが国内で提供するQuantum Bridge Technologies製の耐量子暗号プラットフォーム「SDS（Symmetric-Key Distribution System）」を組み合わせることも可能です。これにより、極めて強固な耐量子セキュア通信ソリューションの構築まで、ニーズに合わせた幅広い選択肢が提供されます。

## 導入・問い合わせ方法

『CipherMirror Board』は、2026年9月に開催される「日本ロボット学会学術講演会」のTsukArm Robotics株式会社の展示ブースにて初公開される予定です。その後、2026年度中にMTMシステムズを通じて全国の大学・研究機関向けに販売が開始されます。

詳細については、以下の企業情報をご確認ください。

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**QNS Services株式会社**

    耐量子計算機暗号（PQC）への移行を支援するセキュリティソリューションを提供しています。

    URL：[https://www.qnsservices.com/](https://www.qnsservices.com/)

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**株式会社MTMシステムズ**

    ロボットやIoT技術を提供して課題解決をサポートしており、電気通信大学発ベンチャーです。

    URL：[http://www.mtmsystems.jp/](http://www.mtmsystems.jp/)
