企業出版を活用したマーケティング支援「ブックマーケティング」を展開する株式会社フォーウェイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲山洋平)と、ビデオPodcastの企画・制作・運用を手がけるなにゆえ株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役:山本洋輔)が、企業出版とビデオPodcastを組み合わせた共同プロジェクトを開始した。両社が互いのサービスを実際に導入し、その価値をプロジェクトを通じて検証しながら、過程と成果を社会へ発信していく取り組みだ。

互いのサービスを導入し合う2つのプロジェクト
プロジェクトは2つの柱を並行して進める。1つ目は、なにゆえ代表の山本洋輔氏が、フォーウェイのブックマーケティングを活用して書籍を制作するものだ。山本氏が映像制作、マーケティング、ブランディング、ビデオPodcastの企画運用を通じて培ってきた知見を整理し、企業や経営者が一次情報を発信する意義、長尺の対話が生み出す関係性、AI時代における企業発信のあり方などを体系化していく予定。2027年春頃の刊行を目指し、企画設計、取材、執筆、編集、デザイン、流通、出版後の活用までを一貫して進める。
2つ目は、フォーウェイがなにゆえのビデオPodcast制作運用サービスを導入するもの。フォーウェイはYouTubeチャンネル「マーケる出版社」を立ち上げ、企業出版の仕組みや活用方法の解説に加え、山本氏の書籍制作の現場や、フォーウェイから書籍を出版した経営者のその後も発信する。両社のサービスを紹介するだけの番組ではなく、実際の制作過程、判断、成果を一次情報として蓄積するメディアを目指すという。
背景にある「見えにくさ」と一次情報の重要性
企業出版は、経営者や企業が持つ専門知識、経験、理念を一冊の書籍にまとめ、認知拡大や信頼性向上、営業、採用、協業などに活用する取り組みである。一方で、商業出版や自費出版との違い、費用の内訳、制作の進め方、出版後にどのような成果が生まれるのかは外部から見えにくい。出版に関心を持ちながらも十分な判断材料を得られず、相談前の段階で検討を止めてしまう経営者も少なくないという課題がある。
さらに、生成AIやAI検索の普及によって一般的な情報が容易に生成・要約されるようになるなかで、経営者本人の経験や判断、価値観といった「一次情報」の重要性が高まっている。経営者の知見を編集し、事業に活用できる書籍へ変えるフォーウェイと、長尺の対話を通じて経営者の一次情報を引き出し、動画、音声、記事、SNSなどへ展開するなにゆえ。両社は、経営者の頭の中にある言葉になっていない知見を引き出し、継続的に活用できる事業資産へ変えるという共通点を持つ。今回、互いのサービスを導入してその過程を発信することで、企業出版とビデオPodcastの価値をより具体的に伝えることを狙う。
新番組「マーケる出版社 社長が本を出したらどうなるか?」
新番組は、経営者の頭の中にある、まだ言葉になっていない考えが、編集、デザイン、書店流通、出版後の活用を通じて「事業で働く一冊」になるまでを、当事者の実例から伝えるビデオPodcastだ。企業出版を単に本を作るサービスとして扱うのではなく、経営者の考えや企業の専門性を、営業、採用、広報、協業などに活用できる事業資産へ変えるプロセスとして紹介する。
番組を構成する3つの企画
- 一冊ができるまで:山本氏の書籍制作を追うドキュメンタリー企画。企画会議、取材、原稿制作、タイトル・装丁の決定、印刷、書店流通、発売後の活用まで、普段は外部から見えにくい企業出版の制作過程を当事者の視点で発信する。
- 企業出版の教科書:企業出版の仕組みを1回につき1つのテーマで解説する企画。商業出版・自費出版との違い、費用の考え方、編集者の役割、書店流通の仕組み、出版後の導線設計など、企業出版を検討する経営者が知っておきたい情報を、フォーウェイの仲山氏と江崎氏が具体的に紹介する。
- 著者のその後:フォーウェイから書籍を出版した経営者をゲストに迎える対談企画。「なぜ出版を決めたのか」「出版によって仕事や周囲の反応がどう変わったのか」「出版後に書籍をどのように活用しているのか」などを、これから本を出版する山本氏が同じ経営者・著者の立場から聞き、著者本人の実感を成功事例として蓄積していく。
第1回のテーマは「企業出版って、そもそも何ですか?」
配信された第1回では、なにゆえ代表の山本氏が聞き手を務め、フォーウェイ代表の仲山洋平氏と取締役の江崎雄二氏が出演。企業出版と商業出版・自費出版の違い、フォーウェイがブックマーケティングを始めた背景、書籍制作と出版後のプロモーションを一体で考える理由、企業出版が適している会社などについて語っている。あわせて、仲山氏が担う企画・編集と、江崎氏が担う書店流通・プロモーションの役割も紹介している。
今後の展開と3氏のコメント
今後は月2回程度の配信を基本とし、山本氏の書籍制作の進行に合わせた密着回、企業出版の仕組みを解説する回、既刊著者を招いた対談回を順次公開する予定だ。各回の内容はYouTube動画だけでなく、Podcast音声、記事、ショート動画、SNS投稿などにも展開する。両社は山本氏の書籍刊行後も、書籍と番組を組み合わせた情報発信、出版記念イベント、著者との対談、企業出版とビデオPodcastを組み合わせた顧客向け提案などを検討していくとしている。
フォーウェイ代表取締役の仲山氏は、企業出版の業界には制作の現場や出版後の変化を当事者が継続的に伝える情報がまだ十分にないと指摘。山本氏の本を実際に制作しながら、企画や編集で何を考え、どのような判断をしているのかを公開し、経営者が自社に必要かどうかを判断できる番組にしていきたいと語る。取締役の江崎氏は、書籍は完成して書店に並べば終わりではなく、誰に届け、出版後に営業や広報、採用へどう活用するかによって事業にもたらす成果は変わるとし、書店流通やプロモーションの仕組み、出版後に起きた具体的な変化なども発信していくとコメントした。
なにゆえ代表取締役の山本氏は、AIによって一般的な情報が短時間で生成されるようになった今、経営者本人の経験や価値観、判断の背景といった一次情報の価値が高まっていると述べる。そのうえで、自身が著者としてフォーウェイの出版プロジェクトに参加することで、出版を検討する経営者が抱く疑問や不安を当事者として率直に聞くことができるとし、ビデオPodcastを通じて企業出版の制作過程と、そこに関わる人の考えや熱量まで伝えていきたいと話している。
出典:フォーウェイ
