「何人用か」から「どんなシーンで使うか」へ キャンプ需要の多様化にECはどう応えるか、10月28日に無料ウェビナー

「何人用か」から「どんなシーンで使うか」へ キャンプ需要の多様化にECはどう応えるか、10月28日に無料ウェビナー

EC支援を手がける株式会社これから(本社:東京都新宿区、代表取締役:今泉 雄介)は、アウトドア・キャンプ用品のEC事業者を対象とした無料ウェビナー『アウトドア・キャンプECの販売戦略 ~全体設計・レンタルEC・顧客体験向上・中国越境~』を2026年10月28日(水)に開催します。キャンプスタイルが多様化し、ギアの選び方も「シーン別」へと移っています。その変化にECサイトでどう応えるかを、4社の専門家が解説します。参加は無料です。

出典:日本オートキャンプ協会「オートキャンプ白書2026」ほかに基づき、株式会社これからが作成(図中の例はイメージ)
出典:日本オートキャンプ協会「オートキャンプ白書2026」ほかに基づき、株式会社これからが作成(図中の例はイメージ)

同じ人が違うスタイルで何度もキャンプ場へ 白書が示す需要の変化

日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書2026」は、2025年を象徴する特徴の一つとして、デュオキャンプの広がりを挙げています。デュオキャンプは夫婦やカップルなど2人で楽しむスタイルで、近年注目されてきたソロキャンプに加えて広がっています。また2025年は5年ぶりにビギナーが増加し、車中泊もキャンプスタイルとして定着したと報告されています。さらに、ファミリーキャンプを楽しむ人が別の日に一人でソロキャンプに出かけるなど、同じ人が違うスタイルで何度もキャンプ場を訪れている点も注目されています。

こうした動きから同社は、「ソロ用」「ファミリー用」と顧客を分けて考える時代は終わりつつあり、同じ人がその日のシーンに合わせてアウトドア用品を選ぶ時代に移っていると捉えています。求められる情報は「このテントは何人用か」といったスペックだけではありません。「誰と、どこで、どんな過ごし方をするときに使うのか」という使用シーンを思い浮かべられる情報も必要だとしています。

出典:アウトドアショップ Orange×NEXER Group「アウトドア・キャンプに関する調査」(2026年8月、n=250)に基づき、株式会社これからが作成
出典:アウトドアショップ Orange×NEXER Group「アウトドア・キャンプに関する調査」(2026年8月、n=250)に基づき、株式会社これからが作成

購入場所は「実店舗」が59.6% ECの商品ページが担う役割とは

一方で、アウトドア・キャンプ用品のECには特有の壁があります。アウトドアショップ OrangeとNEXER Groupが2026年8月に実施した調査(n=250)では、キャンプを始めるハードルとして次の回答が挙がりました。「道具を一式そろえる初期費用が高い」が48.0%、「道具の種類が多く、選び方が難しい」が26.0%、「何から揃えればよいのか分からない」が20.4%です。購入場所は「アウトドア専門店・大型スポーツ店の実店舗」が59.6%で最多となり、実物を見て、店員に聞いて選びたいというニーズがうかがえる結果となっています。

店頭であれば、店員が「どんな人と、どこで、どう使うか」を聞いたうえで、最適なギアを提案できます。しかしECでは、その役割を商品ページとサイト導線が担わなければなりません。同社は、次の2点からその必要性が高まっているとしています。

  • ビギナーの増加:使い方や、何から揃えるべきかが分からない顧客が増えている
  • スタイルの多様化:ソロ、デュオ、ファミリー、車中泊など、同じ商品でも使うシーンが人によって異なる

スペックを並べるだけでは、閲覧されても購入にはつながりません。売れない理由は商品力ではなく、”魅せ方”にあるのではないか。この問題意識が、今回のウェビナーの出発点です。

登壇者:株式会社これから 川村 拓也
登壇者:株式会社これから 川村 拓也

レンタルECから中国越境ECまで、4つのテーマで解説

ウェビナーでは、大手ブランドや新進気鋭のブランドの事例を「規模が違うから」で片付けません。中小ブランドでも自社の規模で取り入れられる施策に落とし込み、持ち帰れる構成になっています。取り上げるテーマは次のとおりです。

  • 商品との”出逢い”を”購入”に繋げるECサイト設計:アウトドア用品は従来、「ECで調べ、店で買う」人が多い商材でした。一方で近年は、出会いから購入までをEC上で完結させ、着実に成長するガレージブランドも現れています。ECだけでも売れる条件は何か、魅力が伝わらず閲覧が購入につながらない原因はどこにあるかを示し、小規模でも実践できる改善の考え方を解説します。
  • 「買う前に試したい」を叶えるレンタルEC:キャンプを始める壁の1位は道具の初期費用で、保管場所の不足も壁になっています。こうした背景から、買う前に試したい、必要なときだけ借りたいというレンタル需要が高まっています。キャンプ場・施設での貸出ニーズも取り込むレンタルECの仕組みづくりを取り上げます。
  • キャンプと街歩きで異なる「選ぶ基準」:同じアウターやシューズでも、キャンプ、登山、フェス、街歩きなど、利用シーンによって必要な機能は変わります。カテゴリーやブランドを起点にした導線では、目的に合う商品にたどり着けず、魅力も伝わりません。大手ブランドが実店舗のような横断提案をECで実現した取り組みを、どの規模でも参考にできる形で紹介します。
  • 日本ブランドの人気が急上昇する中国アウトドア市場:中国のアウトドア市場は急拡大しており、「高品質」「長く使える」「ディテールが丁寧」として日本ブランドへの信頼や憧れが高まっています。ナチュラムのバックヤードを20年支えたプロが、参入障壁や需要動向を踏まえ、中国越境ECの現在地と今後の可能性を語ります。

登壇する株式会社これからの川村拓也氏は、次のようにコメントしています。「ソロ、デュオ、ファミリー、車中泊と、キャンプのスタイルが増えるほど、お客様が商品に求める情報は『自分のシーンに合うか』へ変わっています。店頭なら店員が答えている疑問に、ECの画面越しでも答えられているか。ガレージブランドから総合メーカーまで、規模を問わず今日から見直せるポイントをお伝えします。」

登壇者:株式会社ロックウェーブ 山川 綾野
登壇者:株式会社ロックウェーブ 山川 綾野

開催概要と対象者

新鋭のガレージブランドから総合アウトドアメーカーまでを対象としたウェビナーで、特に次のような担当者に向けた内容となっています。

  • アウトドア・キャンプ用品ECの売上が伸び悩んでいるメーカー・ブランドのEC担当者
  • ガレージブランドなど小規模で展開しており、大手の事例から自社の規模で取り入れられる施策を知りたい人
  • ギアの魅力がうまく伝わらず、閲覧から購入につながっていないと感じている人
  • 価格や保管場所の問題で購入をためらわれやすい商品を扱っている人
  • 中国越境ECに関心はあるものの、何から始めればよいか判断がつかない人
  • タイトル:アウトドア・キャンプECの販売戦略 ~全体設計・レンタルEC・顧客体験向上・中国越境~
  • 開催日時:2026年10月28日(水)13:00~15:00
  • 開催形式:Zoomでのオンライン開催
  • 参加費:無料
  • 申し込み:株式会社これからのWebサイトのセミナー詳細ページから受け付け

株式会社これからは「EC業界を底上げする」をビジョンに掲げています。EC・D2C領域のマーケティング支援として、ECサイト構築、ECコンサルティング、広告運用代行、TikTok Shop支援などをワンストップで提供しています。

出典:株式会社これから